家出・失踪調査豆知識
大事な人が突然いなくなってしまった…。何をどうすれば良いのか解らないのも当然ですが、そのような事態に直面した際には何をすべきなのでしょう。これを知っておくだけでも何かと違うものです。
いろいろとレクチャーしていきますので参考になされてくださいね。
捜索願の提出
これはまずは行なっておくべきです。ですが基本的にはこれだけで警察が動いてくれるものではありません。
一応形式的に出しておくべきといった程度で期待してはならないのですが、警察にも我々同様膨大なデータベースがあります。
例えば交通違反や職務質問といったデータですね。
そこから見つかるケースも決してゼロではありませんから、捜索願は意味がないと思わず、一応出しておくべきです。
これは絶対に出しておくべきでしょうね。
遺留品のチェック
これもとても大事です。むしろこれは必ず行なうべきです。遺留品から何かが読み取れるという事はよくあります。
例えば預金通帳や実印、健康保険証などが置きっ放しの場合は事件性があります。
ですが、メモが残されていたり、あるいは直接的なメッセージが残されている可能性もあるのです。
このように、残っているアイテムは必ず何かを物語っているものです。
やたら整理されている場合、家出を前々から考えていた可能性もありますしね。
また、最近ではパソコンや携帯電話もチェックリストに入ります。
特に携帯電話やパソコンは個人情報の宝庫ですから必ずチェックしましょう。
データが全て消されている可能性もありますが、その場合でもデータ復元サービスを利用する事でデータが戻る可能性もあります。
また、最近では位置情報のサービスもありますし、SNSなどに入会していればデータを見ればログインの有無などがわかります。
それだけでとりあえずの生死も判断出来ますから、こうしたアイテムもしっかりとチェックしておくべきです。
情報収集
これもとても大事になってくるのですが、では具体的にどのように行なうのか。
やはり個人で出来る事と言えば聞き込みでしょうか。
この際大事なのは「顔を見る」、つまりは直接訪問するという点です。電話やメールの場合、「いないと言って欲しい」と伝えられたらそこで嘘をつかれてしまう事もあります。
それではせっかくの行動が無意味になってしまいますので、情報収集の際には面倒かもしれませんが顔を直接見て話を聞くべきです。
また、直接尋ねる事でこちらの真剣度も理解してもらえるでしょう。「遊び半分ではない」という事から、力になってくれる人が出てきたり、真剣に考えて有力な情報を提供してくれるケースもあるでしょうから。
これらの情報を整理するのも大事です。
特に時系列をまとめる事が出来れば、何かが見えてくるという可能性もありますから、自分自身でいろいろと動いてみるのも良いでしょう。
もしもそこで手がかりが感じられなかったり限界を感じたら、その場合は当社にお任せ下さい。